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  • 2014.12.17
  • フリーランス

フリーランスのための請求書の書き方とそのポイントまとめ

請求書

フリーランスとしてとても重要な書類「請求書」。これを発行しなくては、せっかく仕事をしても報酬の振込がなされません。個人事業主は、請求書のフォーマットづくりから管理まで全て自己責任。苦手だから…と後回しにしていると、穴の多い請求書になってしまい「期日までに振り込みがない!」「発行漏れがあった!」とトラブルになってしまいます。今回は、請求書に書くべき項目や注意すべきポイントを簡単に紹介します。

請求書に書くべき項目

請求書には、決まった様式があるわけではありません。必要な情報さえ揃っていれば、メールでも請求書になります。しかし、自分用に様式を1つ作っておくと便利ですので、以下の項目を入れた請求書を準備しておきましょう。

・宛先:請求する先の宛名を書きましょう。会社の場合は「御中」、個人の場合は「様」という風に、敬称は使い分けます。

・作成者(請求者):個人の場合は、請求者の名前と連絡先を記載します。印鑑を押す場合もあります。

・発行日・提出日:請求書の発行日を記載します。取引先が法人の場合は、その会社の締め日に合わせるほうがスムーズです。

・請求番号:請求書にルールを決めて番号を振ると、管理が容易です。大きめの番号を使って、「A社は101-***」「B社は201-***」と会社ごとに固有の番号を作ると、わかりやすいです。

・取引の明細:請求総額、日付、単価、数量、合計額と言った請求の詳細を記載します。お互いにわかるように書きましょう。

・消費税、源泉徴収税:消費税を請求する場合は、消費税を記載します。(税込みで契約した場合は除く)特段決めていない場合は、請求可能です。源泉徴収をする業務内容の場合は、100万円以下の場合は支払い金額×10.21%、100万円超の場合は(支払い金額-100万円)×20.42%+102,100円の源泉徴収税を引いて請求します。

・振込先:振込先の情報を間違いなく記載しましょう。振込期日の取り決めをしていない場は、「◯月◯日までにお支払い下さい」と添えます。

請求書の送付方法

請求書は、メール等で送付することも増えました。その場合は、PDFで送付するようにしましょう。紙の請求書を送付する場合は、封筒に「請求書在中」と赤字で記載するのが一般的です。相手方の処理がしやすくなるような、小さな心遣いは大切にしたいですね。

請求書を送付したら

請求書を出して終わりではなく、確定申告に向けて準備をしておきましょう。請求書を発行したら、売掛金を記帳します。そして、振込を確認したらそれを消しこみます。これを一連の流れにしておくと、未払の請求書の管理も楽になりますよ。

いかがでしたか?請求書は、フリーランスにとって一番大切な書類です。自分らしい、使いやすい請求書を作ると会計業務の負担も減り、楽しくなりますよ。

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