フリーランスエンジニアとして、マッチング会社などに登録する際に必要になるのが「スキルシート」です。スキルシートとは、ITエンジニアなど技術系の職種に従事する人のいわゆる職務経歴書。正社員としての転職活動だけでなく、フリーランスとして仕事を獲得するためにも必要な書類です。言わば、自分自身の広告とも言えるスキルシート。ただ必要項目を書くだけでは勿体ありません。ちょっとしたポイントに注目して、営業力の高いスキルシートを作りましょう!今回は、スキルシート作製のポイントを紹介します。
相手の案件とのミスマッチをなくすためにも、自分の立ち位置はしっかり記載しましょう。直接技術に関することではなくても、管理職経験があればそれもアピールすべきです。
スキルシートも、書き方に気をつけるだけで営業力がUPします。ぜひ、工夫して営業力の高いスキルシートを作成して下さい。
スキルシートに書くべき内容は?
スキルシートには、これまでの担当業務、経験、知識、自己PR、資格などを記載します。沢山の知識や経験があったとしても、それを全て書いてしまうと、量の多く、読みにくいスキルシートになってしまいがちです。まず、書ける内容を洗い出して、その後で記載する内容を厳選して絞り込むようにしましょう。スキルシートの成功は、この洗い出し業務にかかっていると行っても過言ではありません。しっかりこれまでの仕事を振り返って下さい。会社に合わせてキーワードを意識して書こう
スキルシートは、一度作ればそれを使いまわせると思っていませんか?営業力をより高めるためには、提出先の会社に合わせて微調整をすることが大切です。スキルシートはいきなり役職者が目を通すのではなく、あまりプロジェクトの知識のない採用担当者が見ることも多いもの。その会社の強みや、参加希望のプロジェクトの内容を調べ、それに関する内容を意識的に盛り込みます。例えば、PHPを使ってECサイトを構築する案件の場合は、「PHP」「EC」という単語を意図的に増やすのです。これだけで目にとまる確率がぐっと上がります。「できること」だけでなく、その範囲もしっかり記載
関わっていたプロジェクトの内容だけでなく、そのプロジェクトでどのような工程に従事していたかもしっかり記載します。例えば、「2011.4~2011.8 アパレル系ECサイト PHP」とだけ書くと、そのプロジェクトで貴方がどんな業務に従事していたのかが分かりません。「2011.4~2011.8 アパレル系ECサイト PHP 設計~実装」と少し書き足すだけでも、PGではなくSEということが読み手に伝わります。これは結構重要です。というのも、SEなのかPGかという点で、報酬相場が違うからです。相手の案件とのミスマッチをなくすためにも、自分の立ち位置はしっかり記載しましょう。直接技術に関することではなくても、管理職経験があればそれもアピールすべきです。
スキルシートも、書き方に気をつけるだけで営業力がUPします。ぜひ、工夫して営業力の高いスキルシートを作成して下さい。