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  • 2015.01.14
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「プログラマ35歳定年説は実際どうなのか?」を考察してみた

定年説

プログラマ35歳定年説についてですが、結論から言いますと“嘘”ということになると思います。35歳を過ぎて40代になられてもプログラマとして活躍されている方は多くいます。そもそも、なぜプログラマは35歳が定年という定説が言われているのでしょうか。理由は大きく3つあると考えています。3つが考えられる理由について紹介します

(1)30代になるとプログラマからプロジェクトマネージャーなど管理職への転向

キャリアパスや教育制度が整備されている企業であれば、管理職への転向や要件定義・設計等の上流工程を担当するように役割がシフトしていくことが多いです。そのため、自らコーディングを行うことが少なくなっていきます。しかし、キャリアパスが充実しているため、自らエンジニア(プログラマ)の道を進むことも可能です。一方、中小企業・ベンチャー企業などでは人手不足が経営課題となっている場合が多く、40代になってもコーディングを行うことは珍しくありません。まとめると、どの企業においても35歳でプログラマを定年になることはないと言えます。

(2)プログラミング言語やITの潮流に乗るなど新しい技術への意欲低下

プログラミング技術は陳腐化が早く、進歩が速いために常に最新技術を把握しておかなければなりません。技術のパラダイムシフトが起こった場合には、それまでに身に付けてきた技術を捨て、新たな技術を取り込んでいくことも必要になります。プログラマに限らず、35歳を過ぎてフリーランスで働いていきたい、プログラマとしてのキャリアを選択された方にとっては、新技術を追求していくことは当然のことかもしれません。ここでも、35歳定年説は当てはまらないと言えます。

(3)35歳を過ぎた辺りからやってくる体力面の衰え

IT業界で働くエンジニアにとってプロジェクトが炎上してしまった場合には、徹夜が続くこともあります。そのような場合に体力面で陰りの見えてくる35歳以上には辛くなることから定年説が生まれたのだと考えられます。これもIT業界に限った話ではなく、納期が迫っていれば追い込み作業をすることもあるかと思います。また、フリーランスのエンジニア(プログラマ)の場合は契約時間を定義することもできます。例えば1日8時間労働として契約しておくことで体力面の負荷を下げることも可能と言えます。

(1)~(3)は一般的に35歳定年の理由として挙げられますが、自らプログラマやフリーランスエンジニアという道を選択する方が多い現代では、これらの理由は当てはまらないと考えられます。よって、プログラマ35歳定年説は都市伝説的なものと考えるのが良いでしょう。

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